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転職活動

転職活動の期間は4ヶ月!求人探しから入社まで流れを解説

初めて転職をする場合、どの位の期間がかかるのかイメージ出来ないと思います。しかし、仕事の引き継ぎなど事前に大体の期間を知っておきたいものです。

そこでこのページの前半では転職データを基にした、転職活動にかかる平均的な期間をお伝えします。

後半では、あなたが自身の転職活動に必要な期間を具体的にイメージできるよう、転職活動の流れを4つの段階に分けて、それぞれに必要な期間をお伝えします。

入社までは4ヶ月!

まず一般公開されている転職データから平均的な内定までの期間を説明します。その上で、新しい会社に入るまでの目安となる期間を解説していきます。

平均3ヶ月で次の会社が決まる

まずは次の求職者の転職活動期間に関するグラフを見て下さい。これは大手人材会社エン・ジャパンが公開している求職者の転職活動期間に関するデータを基に当サイトで作成したグラフです。

求職者の転職が決まるまでの期間。1ヶ月半以内17%、3ヶ月以内58%、6ヶ月以内22%、7ヶ月以上3%

出典:エン・ジャパン|転職活動期間について発表

このグラフから求職者の75%は3ヶ月以内に次の転職先が決まっていることが分かります。1ヶ月半以内に転職先が決まる人は17%います。

ただ実際はもう少し短いと考えて下さい。と言うのも、このデータは2014年12月18日に公開されたものであり当時の有効求人倍率は1.09倍、2016年9月現在の有効求人倍率は1.38倍です。

有効求人倍率が高まる転職の売り手市場では、企業側は中途採用者に対しての選考結果を早める傾向があります。ですので、現在ではこの数値よりも若干短いと考えておくのが現実的です。

さらに年齢によっても期間は大きく変わります。次のグラフも先程と同じエン・ジャパンの公開データを基にしたグラフであり、年齢別に期間を算出しています。

年代ごとの求職者の転職が決まるまでの期間。20代以下(1ヶ月半以内42.9%、3ヶ月以内47.6%、6ヶ月以内7.6%、7ヶ月以上1.9%)、30代(1ヶ月半以内19.2%、3ヶ月以内62.5%、6ヶ月以内18.3%)、40代(1ヶ月半以内9.2%、3ヶ月以内49.6%、6ヶ月以内35.3 %、7ヶ月以上5.9%)

このグラフから、20代以下の転職者の42.9%が1ヶ月半の内に転職先が決まっています。40代で1ヶ月半の割合が9.2%であることを考えると、年齢での期間の幅はかなり大きいと言えます。

このデータを考慮してあくまで目安と考えるのなら内定までは2ヶ月と考えおくのが現実的です。

内定から入社までは1~2ヶ月

次に内定が出てから次の会社に入るまでの期間について考えていきます。この期間については企業側の意向が重要となります。

中途採用は欠員や増員ニーズが主となるので企業としてはできるだけ早く入社して欲しいのです。そこで企業側の「入社まで待てる期間」を現実的なものだと考えます。

次のグラフは転職エージェントであるワークポートが公開しているデータを基に当サイトで作成したグラフです。

内定から入社まで、最長でどのくらいの期間待てますか?2~3ヶ月程度55%、半年程度15%、1週間程度14%、1ヶ月程度10%、1~2日程度3%、5~6日程度2%、1年程度1%

出典:ワークポート|採用担当者のホンネ調査

29%の企業側1ヶ月以内での入社を望んでおり、2~3ヶ月まで含めると実に84%にも登ります。ただ個別回答を見る限り3ヶ月が限界という意見があり、実際は2ヶ月以内が妥当なラインだと推測できます。

入社までは4ヶ月

先に紹介したデータを総合すると、転職活動を始めてから次の会社に入るまでは4ヶ月程度が現実的だと考えられます。

転職活動を始めて内定まで2ヶ月内定から入社まで2ヶ月4ヶ月という形です。ただ前述の通り年齢やキャリアによっても大きく変わるのであくまで目安だと考えておくべきです。

後半では転職活動を4段階に分けてこの4ヶ月に当てはめて見ていきたいと思います。その際にあなたの転職活動期間がイメージできるように、各段階での期間の考え方も説明します。

転職活動を4つの期間に分解

ここからは実際の転職活動の期間がイメージしやすいように、転職活動の段階を次の4つに分けてそれぞれに必要な期間を説明します。

  • 情報収集
  • 応募
  • 面接
  • 内定

各期の流れと期間をイメージしやすいように図を作成したのでこの図をベースに考えて下さい。

全期間は前半でお伝えした現実的な期間である4ヶ月をベースにしており週単位で区切っています。1ヶ月を4週と考え16週で4ヶ月と考えます。

情報収集1~2週間、応募1~2週間、面接1~5週間、内定6週間

情報収集は1~2週

転職活動の始まりは情報収集期です。この期間にやることは自己分析と求人探しです。期間としては1~2週を目安に考えます。

自己分析は転職の土台となる

転職における自己分析は主に2つに分類されます。自身の望む仕事やキャリアといった将来を考える部分と自身の職務経験を振返りスキルや実績を確認する部分です。

この2つは後の応募書類作成や面接対策だけでなく、応募求人を探す指針にもなる為、時間を掛けるべきところです。土日等を使って集中すれば1~2日でも可能です。

求人探しは転職エージェントを活用

自己分析でなく転職を思いついたら実際の求人を探す方も多いです。ただ漠然と良さそうな求人を探しているだけでは時間はあっという間に過ぎてしまいます。

先にお伝えした自己分析で希望の仕事内容や条件等を決めれば、求人サイトで検索機能を使って希望の求人を探すことは短時間でできます。

ただし、求人サイトは1週間に1度更新されるのが基本なので一通り見て希望の求人がなければ、さらに1週間待つ必要が出てきます。そこで転職エージェントを活用する事であなたの希望の求人をまとめて集めます。

転職エージェントを活用すれば自己分析も含め求人探しも効率的になり1~2週間程度で情報収集期を終了することができます。

応募は1~2週

応募機は実際の求人に応募する段階です。履歴書と職務経歴書を作成するので時間が必要となります。

自己分析や転職エージェントとの面談内容を踏まえて、ベースとなる履歴書や職務経歴書を作成し、応募する求人に合わせて一部を修正する形で進めれば効率的になります。

次の面接期を効率的に進めるために、ある程度の求人にまとめて応募するのがベストです。土日に集中してベースとなる履歴書と職務経歴書を作成し、残りの5日で求人に合わせて書類を用意すれば1週間で進めることも可能です。

書類選考の結果は早い企業だと2~3日で回答がありますので、多数の応募を行ったとしても応募期を2週間でこなすことが可能です。

面接は1~5週

この面接期が最もヤマ場となる期間です。まとまって応募をしても面接日程によっては短くも長くもなりますが、実際は1回の面接で1~2週間は期間が必要だと考えておくべきです。

中途採用の面接は2回行われることが多いので、1社に対して2~4週程度の期間が必要になります。もちろん、まとまって応募をしておけば複数社を同時並行で進めていけます。

注意点としては連休や繁忙期等がある場合は、あんたも企業の面接官の日程も調整が難しくなり長期化する恐れがあるので、面接期に当たる時期を事前に計算しておきましょう。

内定は4~8週

この時期は内定が出て、会社を退職し次の会社に入社するまでの期間となります。

内定の回答は1週間

まず内定に対して企業が待ってくれるのは1週間程度だと考えて下さい。10日以上先延ばしにするのは難しいです。この辺りは第一希望の会社の面接が先に来るように面接期で調整しておくべきです。

退職は事前準備が大切

前半でお伝えした通り、新しい会社に入社するのは内定が出てから2ヶ月以内です。ただ30代以上や管理職等になると、引き継ぎ業務や後任者の選定で2ヶ月以上になる場合もあると考えておくべきです。

ただ面接期の間に引き継ぎマニュアル等を作成しておけばこの退職の期間を短くすることも可能です。

20代の転職者の場合は1ヶ月で退職も十分に可能なので全体としては1.5ヶ月(6週)を目安と考えて進めていきましょう。